アニメ

西尾維新「十二大戦」から考える「どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる」ということ

あなたの願いを叶えましょう。たった一つだけ。
そんな風に言われたら、あなたならどうしますか??

その戦いに勝利した者は「どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる」

さて、本日はこれからアニメが放映される原作 西尾維新さんの「十二大戦」のお話を。

12人の戦士と戦士の戦い「十二対戦」西尾維新

内容紹介
互いの命と誇りを懸け、十二人の戦士たちは闘う――たったひとつの願いを叶えるために。西尾維新、渾身の小説×中村光、激筆のイラスト。史上最高のバトルロイヤル小説、開戦。

内容(「BOOK」データベースより)
猛り、殺し、涙する。その戦いに勝利した者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる―殺し殺される戦士たちの物語。

TVアニメ「十二大戦」公式サイト

原作はそれぞれ12小節あり、各窓にそれぞれのキャラクターのプロフィールが掲載されています。そのキャラクター設定がまた西尾維新先生らしく、ページをめくるのがめっちゃ楽しいです ^^

必然的に退場するキャラクター

この作品は西尾維新との漫画家さんとのコラボ作「大斬─オオギリ─」の中に掲載されている作品の前日譚を書いたものです。なんと「大斬」に書いた後日譚の方が先に考えられていて、その後に「十二大戦」が書かれたというからびっくりです。

わたしは「十二大戦」から読みました。

そして、読み終えた後、その日に「大斬」を購入していました。
それだけ気になってしまうんです。笑

それぞれ十二支の目線で展開されていくのですが、個性の強すぎるキャラクター達がたったこれだけで退場してしまう贅沢さがなんとも言えませんでした。

本当に贅沢すぎます。西尾維新は化け物です。笑
そんな風に思うほど、生み出されたキャラクターに愛を感じます。

ただ絶対に全てのキャラクターに訪れるのが退場という「必然」なんですよね。

「どんな願いでもたった一つだけ叶えることができる」という権利を争い合う物語

十二支たちは何年もの間繰り返されてきた十二大戦を「どんな願いでもたった一つだけ叶えることができる」権利を得るために勝ち抜こうとしていくのですが、そのキャラクターそれぞれに背景があって、それが非常に個性的です。

みんな理由があってそのために戦ったり、戦わなかったり、虐げたり、虐げられたり、利用したり、利用されたりしていくのですが、それぞれがブレない根っこを持っていて見ていて飽きない。

それでいて、一番フラフラしているのが優勝してしまうのだから、人生ってよくわからない。でも、「うん、たしかにそうだよね。」と頷いてしまします。

なんだかんだ、うまくやる人間ってどこにでもいて、でも、その人だって、何かを考えて悩んで、行動しているよねっていうことを改めて考えさせられました。

どんなことをしていても、人間なんだから、いろんな葛藤や悩みがあるよねって納得してしまいます。唯一、憂城(うさぎ)は全く感情移入できませんでしたが・・・笑

何回か読めば、何か分かるかな。きっと。

もしも、願いが叶うなら

もし、私が「どんな願いでもたった一つだけ叶えることができる」としたら。
やっぱり、みんなが幸せになるようなことをしたいと、偽善者ながら思います。

偶然にも以前に似たようなお題があったので、よかったら見てみてください。

http://imyme9.net/entry/moshimo

わたしの考えとしては、「戦争をなくしたい」→「みんなが幸せと感じる世界」にしたら自然と戦争がなくなるんじゃないかという考えでした。みなさんはいかがですか。

おわりに

世界中の人が、家族みんなで仲良く幸せに生きられる世の中になるにはどうすればいいのか。何も変えることはできないかもしれないけれど、自分の周りから幸せにしていこうと改めて思う、あいまいみーでした ^^

それでは、本日はこのへんで。
お付き合いいただきまして、有難うございました ^^

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